あれから1年半

いったいあれはなんだったのか。
平成23年3月11日に起こったことはそれまでの生活をいっぺんさせた。

そして、津波を通して、いろんなことを身をもって学ぶことになった。

『大変でしたね』といって近寄ってくるただ邪魔なだけの人たち。自分たちで決めた平時の規則にとらわれ、この非常時に動けない人たち。マニュアル社会の落とし穴的に、会議と称して個人ではリスクのある決断ができない人たち。いろいろ。

本物の支援者、本物の友人、本物の仕事仲間、本物の協力者。

 振り返ることが出来るのは、ずっと先のことになると思いますが、今やれることは、前を向いて突き進むことだけ。
とにかく一度底を見たので、後は思いっきりジャンプするだけ。




七ヶ浜は皆様御存知のように風光明媚な町。縦横4kmのこじんまりとしたこの町のなんと半分以上が水没しました。画像でわかるように、町全体が松島湾の島の延長のような感じです。ですから、貞山運河で切り取られた島のようなこの町は海と一体化してしまったのです。                     

被災前の菖蒲田海水浴場。約8年前の画像。
この海岸に面するすべての木造建物が流されました。

3月11日は、自宅からその一部始終を眺めることになりました。本当に『大迫力の映画』、でした。とても現実とは思えません。音がまるで違います。あいにくの雪がますます現実感を奪いました。何でこんなときに雪が降るのだろう、午前中はきれいに晴れていたのに。

3週間後に来た海外ボランティアグループ。外人のノリで、日本人に比べると適当で雑な感じがあったけど(^^)、パワフルで、明るいのが何よりでした。再開したらHPに画像をあげてね、ということで撮った1枚。

当時倉庫として使っていた27年間歯科診療所として活躍してくれた建物は、きれいさっぱりなくなりました。積み重ねた資料もすべて流失。
幸い、建物の構造部分に影響を受けなかった現診療所は改修後診療再開して1年経過。本当にわたしを求めてくる患者さんが、いまたくさん来院しています。

 梅津 @ 汐見台歯科